里山デザイン

里山の今を見つめ、未来をデザインする

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気候変動の時代、里山の新しいデザインとは?

近年、国内各地で集中豪雨、熱波、干ばつ、寒波など例年にない異常気象に悩む機会が増えてきました。そして、気象激化に伴う土砂災害や水不足を助長する要因として、少なからず森林の荒廃が問題視されています。

また、人里のごく近くの森林が荒廃していることによって、野生動物が人里に降りる原因となり、農作物への「獣害」が深刻化している、とも指摘されています。さらに、里山で急増したシカが若木や下層植生を食べつくすことで森林の再生力が大幅に低下し、土壌流出を加速している、という研究結果も注目を集めています。

気候変動や生態系破壊が大きな問題となっている今の時代だからこそ、もう一度、冷静な目で里山の「今」を見つめなおし、防災・減災と地域の豊かな暮らしの両立をめざして、新しい里山のデザインにチャレンジしてみませんか?

私たちウッズが、最新の知見と地域の先人のお知恵を撚り合わせて、未来の森づくりをお手伝いします。

里山の今を読み取る技術

私たちが風景として眺めている「里山」の姿は、そこに生きる多種多様な草木や動物たちが織り成す「今」であると同時に、先人たちが「未来」を思いながら自然に働きかけ、受け継いできた小さな「歴史」の結晶でもあります。

ところが残念なことに、ここ半世紀の社会の大きな変化の中で、実際に里山に入って山仕事をしたことがある、という方は激減し、山が「今」の姿に至った経緯を知ることも難しくなりつつあります。

ウッズでは、最新のレーザー測量などによる地理情報の解析(GIS解析)と、専門技術者による現地での生態系調査や木材資源調査、文献調査やヒアリング調査を組み合わせて、里山の「今」の姿を詳しく読み取って地図化し、皆さんの森への一歩をサポートします。

里山の履歴と

多様なポテンシャル

里山といえば広葉樹林を思い描く方が多いかも知れません。しかし実際の農村部では、薪炭や農具・家具の材料となる広葉樹の林以外にも、建築材となるスギ・ヒノキや赤松の林、黒牛の餌を賄う牧草地、屋根材を得る萱場、蚕の餌となるクワの畑や特産品のクリの林など、多様な林や草地が里山の中に配置されていました。いわば、村の暮らしを最適化するための里山デザインです。

地域に農村が拓かれてから数百年、千年と時を経る中で、先人たちは各時代に新しいことを取り入れつつ試行錯誤を繰り返し、地域の気候風土と暮らしのあり方に最適な配置を工夫してきたのでしょう。私たちが今見ているスギやヒノキが主体となる緑の濃い風景も、そうした試行錯誤の1ページといえます。そして、里山の履歴を探索し、今の風景から過去の豊かさと試行錯誤の成果を読み取ることは、これからの地域の未来を描く上で、里山が持つポテンシャルを知る重要な手がかりとなります。

地域の里山を一歩ずつ知り、未来を選んでいく

今、多くの地域で、地域住民や地権者の過半数が地元の森林に出入りした経験を持たず、実態をよく知らない、と言われています。ところが、ひとたび災害などが発生すると、十分な情報がないままでもその先の森林管理について様々な判断を迫られることになります。

一方で里山は、木材や薪・炭はもちろん、山菜やキノコ、森林浴や天然ハーブ、ハイキングや昆虫採集など、昔から私たちの暮らしを豊かしてくれる場でした。今も様々なポテンシャルを秘めた山がたくさんあるはずです。皆さんの地域の里山は今、どんなリスクと可能性を秘めているのでしょうか。

木を活かすスペシャリストとして、また森を診るプロフェッショナルとして、皆さんが里山と向き合うための情報を収集・整理し、ご提供します。そして、今ある森を有効に活かしながら、三十年先、五十年先の里山の姿をデザインするお手伝いをしていきたいと思います。

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